出勤したら別のスタッフがいた。
どうやら連絡ミスがあったようだ。
「一応私18時までってことになってるんですけど…どうします?」
ぼく「あー、じゃあ僕その辺フラフラしてきます」
「まだ大分時間ありますけど…」
ぼく「大丈夫です。僕フラフラするの得意なんで」
というわけでその辺フラフラしてた。
ぼく「こういうどうでもいいような時間の雑談って、割と俺好きなんだけど覚えてられないんだよな」
渉「そんなもんだよ。ていうかさ、飽き性のお前があれだけブログを書き続けられてることが不思議でしょうがないんだけど」
ぼく「愛だよ愛」
渉「あ、油そばの店がある」
ぼく「きけよ」
そんな感じでフラフラしてたんだけど、
まだ日も高いから人とすれ違ったりすることがあって
そうすると、渉さんと自分の位置関係がよくわからなくなってしまうのが気になった。
ぼく「これどうにかなんないかな京さん」
京「常に渉の場所が意識出来ればいいんだろ。
ちゃんと見えれば意識できるよな?」
ぼく「そう言われても、急には無理だ」
京「手繋いで歩けよ。自分の手ならよく見えるだろ。それで渉の場所もはっきりする」
ちょっと待て何を言い出すんだこいつ。
いや、言ってることは分かるんだ。
筋も通っている。
でもちょっと待て。
渉「俺は別にいいけど…」
落ち着け渉。
京「歩が繋がないなら俺が繋ぐ」
ぼく「やめてくれ画ヅラがキツい」
渉は黙って待っている。
嫌なら嫌って言っていいんだよ渉さん。
ぼく「他の人から見たらどう見ても不自然だよな?
だからさ、別の方法でさ…」
渉「じゃあ袖の裾を掴めばいいだろ。それなら手を繋ぐより不自然じゃない」
ぼく「よしそうしよう」
そんな感じで、渉さんのパーカーの袖を掴んで歩き出したんだけど、
ぼく「…やばいぞ渉…俺変な気分になってきた」
渉「…自分で言っといてなんだけど、手を繋ぐより来るなこれ」
京「反対の袖は俺が掴んでいい?」
渉「お前は駄目だ」
京「(´;ω;`)」
そのあと近くのバーガーショップに寄りました。
職場への帰り道でもちゃんと袖を掴みながら歩きました。
なんかすごい疲れました。
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