死のうかなあ、なんて思っていた。
新宿駅で山手線の線路を見てた。
ホームの端に立ってふと隣を見ると、渉は笑っていた。
だから思いとどまった。
あとで京と話した。
渉は寝ていた。
渉は疲れていると京は言った。
お前が元気ないとき渉のテンションが高いのはお前を元気づけるためだと。
気を付けるよごめん。
とりあえず趣味見つけるわ。
2014年8月24日日曜日
2014年8月22日金曜日
2014年8月19日火曜日
2014年8月17日日曜日
2014年8月14日木曜日
アンパン
とある店に仕事に行くと、
毎回渉が「あんぱん食べたい」と言う。
その店のパンが美味しいのは俺も知ってるが、仕事が終わったら早く帰りたい。
なによりその店俺みたいな庶民以下にはちょっとお高い。
だから毎回ダメって言って帰る。
コンビニのやつでもいいと言われるんだけど、
最近の僕はあまりパンが食べたくないうえに甘いものが苦手である。
今日もそんな理由で断っていたら
ついに渉さんは不機嫌になってしまった。
仕方がないので、モノがないが頑張ってあんぱんを想像してみた。
どうやらそれでよかったらしく、あんぱんを手に入れた渉さんの機嫌はとてもよくなった。
なんて単純なやつなんだろう。
暫く無言であんぱんを貪っていたが、ふと何かを思い付いたようで、
薄笑いしながら食いかけのあんぱんを僕の顔に押しつけてきた。
…もしかして仕返しのつもりだったのか?
もうあんぱんあげないぞ。
渉「お前ってアンパンマンに似てるよな」
僕「顔が丸いから?」
渉「いや、愛と勇気だけが友達だから」
友達少ないことは認めるけどさすがにそれは酷いわ。
毎回渉が「あんぱん食べたい」と言う。
その店のパンが美味しいのは俺も知ってるが、仕事が終わったら早く帰りたい。
なによりその店俺みたいな庶民以下にはちょっとお高い。
だから毎回ダメって言って帰る。
コンビニのやつでもいいと言われるんだけど、
最近の僕はあまりパンが食べたくないうえに甘いものが苦手である。
今日もそんな理由で断っていたら
ついに渉さんは不機嫌になってしまった。
仕方がないので、モノがないが頑張ってあんぱんを想像してみた。
どうやらそれでよかったらしく、あんぱんを手に入れた渉さんの機嫌はとてもよくなった。
なんて単純なやつなんだろう。
暫く無言であんぱんを貪っていたが、ふと何かを思い付いたようで、
薄笑いしながら食いかけのあんぱんを僕の顔に押しつけてきた。
…もしかして仕返しのつもりだったのか?
もうあんぱんあげないぞ。
渉「お前ってアンパンマンに似てるよな」
僕「顔が丸いから?」
渉「いや、愛と勇気だけが友達だから」
友達少ないことは認めるけどさすがにそれは酷いわ。
2014年8月11日月曜日
趣味とか見つけたらいいんでないか
少し悩んでいる。
どうしたいかは決まっている。
でもそれを実行してしまったらすごく後悔する気がして。
でもこのまま続けていても何も変わらないのも事実なのである。
渉さんと雑談していても、急に思い出して悩み始めてしまう。
渉さんはただ困ったように笑いながら
「お前の好きなようにしろよ」と言う。
今は自分の思うように好き勝手やってみようと思う。
どうでもいいが家では全裸派。
どうしたいかは決まっている。
でもそれを実行してしまったらすごく後悔する気がして。
でもこのまま続けていても何も変わらないのも事実なのである。
渉さんと雑談していても、急に思い出して悩み始めてしまう。
渉さんはただ困ったように笑いながら
「お前の好きなようにしろよ」と言う。
今は自分の思うように好き勝手やってみようと思う。
どうでもいいが家では全裸派。
2014年8月8日金曜日
2014年8月5日火曜日
ブレザーとスーツは似ている
たまにレストラン街のインフォメーション係をしている。
若い男女が僕の前に来て何やら話していた。
男の方が「聞いてみたら?」と言った。
何を聞かれるのだろう、と僕は身構えた。
女が近づいてきてこう言った。
女「ここに座って何してるんですか?」
先程インフォメーションと述べたが、
本来カウンターがあるべきところに別のテナントが入ってしまい
ただの長机にパイプ椅子なのだ。
分からないのも仕方ない。
僕「ご案内をしています」
苦笑いしながら答える。
するとまた女が口を開く。
女「あの、でも高校生ですよね?」
そんなわけあるか
僕「えっと…25です…」
女「!?!?!?」
男「ご、ごめんなさい、制服着てるから…」
ブレザーじゃねえよスーツだよ
男「高校生がこんなところに座って何してるのかなって思って…」
だから高校生じゃねえっつってんだろ
僕「はは、紛らわしくてすみません」
なんで謝ってんだ。
真面目に仕事してるだけなのになんで謝ってんだよ俺。
疑問が解決された二人は笑顔で去っていった。
聞かれたことなどは報告書に書かなければならないのだが
流石に今回のは書けなかった。
ああそうか、
だから今までいろんな人に不思議そうな目で見られてたんだ。
社長、俺この仕事向いてないです。
渉「そろそろ笑ってもいい?」
お前の夕飯が魚肉ソーセージ1本でもいいならな。
若い男女が僕の前に来て何やら話していた。
男の方が「聞いてみたら?」と言った。
何を聞かれるのだろう、と僕は身構えた。
女が近づいてきてこう言った。
女「ここに座って何してるんですか?」
先程インフォメーションと述べたが、
本来カウンターがあるべきところに別のテナントが入ってしまい
ただの長机にパイプ椅子なのだ。
分からないのも仕方ない。
僕「ご案内をしています」
苦笑いしながら答える。
するとまた女が口を開く。
女「あの、でも高校生ですよね?」
そんなわけあるか
僕「えっと…25です…」
女「!?!?!?」
男「ご、ごめんなさい、制服着てるから…」
ブレザーじゃねえよスーツだよ
男「高校生がこんなところに座って何してるのかなって思って…」
だから高校生じゃねえっつってんだろ
僕「はは、紛らわしくてすみません」
なんで謝ってんだ。
真面目に仕事してるだけなのになんで謝ってんだよ俺。
疑問が解決された二人は笑顔で去っていった。
聞かれたことなどは報告書に書かなければならないのだが
流石に今回のは書けなかった。
ああそうか、
だから今までいろんな人に不思議そうな目で見られてたんだ。
社長、俺この仕事向いてないです。
渉「そろそろ笑ってもいい?」
お前の夕飯が魚肉ソーセージ1本でもいいならな。