はじめましての方へ

2014年4月30日水曜日

何もない日

特におもしろい話もなかった。



1日雑談だけをしておわった。
俺が眠かったせいもあるかもしれない。


別に書くほどのこともなかったんだけど、
できるだけ毎日書かないと惰性で書かなくなるので
一応書き始めたが、本当に何もなかった。


そういえば雑談中、
なんの話題だったか全然思い出せないが、
渉さんが脆弱って言い放ったのが妙に面白かった。




あと、最近京さんとあまり話せていない。
元気か、と聞くと凄いテンションで返事するけど。

2014年4月29日火曜日

少しだけ描いた

先日、絵が描けないと言ったが、
あまりにも時間が余っていたので色んな人の写真を参考に
なんとなーく渉さんを描いていた。


それをずっと放置していたのだった。




頑張ってiPod使って線だけ描いた。
描いたけど飽きた。









渉さん目元だけver.






やたら前髪が目にかかってるのは俺のせいだごめん渉。




昨日肌塗ってみたら5分で飽きた。


こいつはもう一生完成しないかもしれない…。

2014年4月28日月曜日

逃走

虫話。


 






仕事場に蜂が迷い込んだ。
しかも7匹ほど。


最初、動かないのでお亡くなりになっていると思い恐る恐る棒で突っついてみたら
大分弱ってはいたがうようよと床を這い回り始めた。


僕は猫以外の動物が苦手である。
特に虫は大の苦手だ。

どのくらい苦手かというと、
以前住んでいたアパートで玄関をあけた瞬間Gに遭遇したとき、
一度扉を閉めて現実逃避し、久しぶりに両親に電話でもしようかな、と遠い目をしたことがあるくらい苦手だ。

なんかよく覚えてないけど「ひょっ…」ていう声が出た気がする。



なあ渉さん。


あれ、渉さん?


どこ行きやがった渉!






 ぼく は わたる に みすてられた !




仕方がない、こんな時は保安に連絡だ。




「なに?蜂?倒して片付けてくださいよ」




ぼく は ほあん にも みすてられた !






…泣きたい。


とは言え、放っていたら誰かが刺されるかも知れない。
小さな虫だ、ちょっと足を上げて下ろせば簡単に片が付くではないか。
しかし、弱っている虫たちを次々に踏み潰すのも何だか気が引ける…。






全部捕まえて逃がしたさ。





残念ながら数匹はすでに力尽きていたが、
残ったものは太陽の光の下に出た瞬間、元気に飛び立っていった。


二度と戻ってくんな。





さて、これから渉の野郎をどうしてやろうか。


ちなみに京さんはというと「よく頑張った、うん」と言ってくれた。
半笑いで。


なんか腹立つけどまあよしとしよう。

2014年4月27日日曜日

一番キモいのは僕です

頭がガンガンするので計ったら熱があった。
大して高くはないが耳なりがひどく
体もいつもの半分くらいしか動かない。
というのが昨日の話。
久しぶりの休日が台無しである。

で、今朝になって頭痛が少し回復したのでフラフラと仕事に向かった。
当然思ったように動けず、しかし自分の担当分だけは終わらせねばと必死こいて仕事を処理してたら帰る頃になってだんだん泣きたくなってきた。

渉さん、あれ、なんか怒ってる。


渉「なんでそんなに頑張るんだよ!お前が倒れたら何の意味もないんだぞ!」

ぼく「え?いやそんな急に?あの、俺そんなに頑張ってないよ?
こないだだってパイプ椅子で寝てたし」

渉「そういうことじゃない!!そうやっていつもお前は誤魔化そうとする!」

ぼく「…なんでそんなに怒ってるんだよ」

渉「怒ってない」

ぼく「怒ってる」

渉「怒ってない」

ぼく「怒ってる」

「怒ってねえっつってんだろ頭悪いのかお前」


いつもなら(´・_・`)って感じの反応を返すんだけど、何故か凄いイラッとして言い返してしまった。


ぼく「は?てめえ何言っても許されると思ってんのかコラ

渉「(何か言ったが聞き取れない)」

ぼく「なんだよきこえねーよ」


少しの間、気まずい沈黙。



渉「そうやって無茶して、ぶっ倒れたことあっただろ」



そういえばそんなことあった。
あの時も少し体調が悪くて、でも仕事だからとそれを推して出掛けていって
帰る頃高熱が出て、なんとか家にたどり着いたがそこで力尽き
1週間殆ど起き上がれなかった。

一人暮らししていると、体調を崩して動けなくても、誰にも助けてもらうことが出来ない。
全く食欲が無く激しい頭痛と全身の痛みに襲われ、あー今俺が死んでも誰も気付かないよなー、なんて思ったものだ。
人間ってそんな簡単に死なないんだね。


渉「あのときは俺はいなかったけど、でもお前がどれだけ苦しく辛くて寂しくて怖かったかは分かる。
あんな思いはもうしてほしくないんだよ。
怒らせたかったわけじゃない。こんなふうに言うはずじゃなかったのに、なんでこうなったんだろう。ごめん」


俺バカだから、と。



違うよ。
バカは俺だ。
何を言っても許されると思っていたのは俺だ。


気持ち悪いかもしれない。
でも俺はこんな渉さんが大好きだ。



幸い、今は熱も下がり頭痛もかなりよくなっている。
だから今全裸でブログ書いてるんだけど、渉さんがそろそろ本気で怒る準備を始めたようなので
さっさと風呂入って寝ます。
おやすみなさい。

2014年4月25日金曜日

なんでもないような

今さっきの。


渉「とりあえず、時間の30分前までに仕事終わらすのは別にいいとして、
せめて時間の5分前ぐらいまでは制服着といた方がいいよ」

ぼく(一秒でも早く帰りたいのだよ)

渉「緊急対応を私服で出来るならいいけどな」

ぼく(それはやだな)

渉「五分あれば着替えられるだろ?
着替えって言ったって脱いで着るだけなんだから」

ぼく(まあ脱いで着ることを着替えと言うんだけどね)

渉「…!!」


カップ麺をすする俺。


渉「…なんかいえよ…恥ずかしいじゃんなんとなく…あーもう…」


両手で顔を覆う渉さん。

あれ、こいつ意外と面白いぞ。



2014年4月24日木曜日

諸々の事情により30分ほどしか睡眠をとっておらず、
仕事中に限界を迎えた。


ぼく「脚が痺れた…寒い…眠い…」

京「だ、大丈夫か?」

ぼく「大丈夫じゃない寒い」


パイプ椅子をふたつ並べる俺。


渉「本格的に寝る気か」

ぼく「そうだ。今日の俺は躊躇しない。もうそんなことしている余裕無い」


ハンガーに掛けてあるコートを勝手に羽織る俺。
マフラーをグルグル巻く俺。
パイプ椅子に横たわる俺。
迷わず一番寝心地のいい姿勢をとる俺。


渉「慣れてるな」


さすがの渉さんもあきれ気味である。


ぼく「渉さん、誰も来ないように見張っておいて」

渉「無茶言うな」

ぼく「ありがとうおやすみ」

渉「きけよ


数分で意識がとぎれる俺。




暫くして飛び起きる俺。

渉「…おはよう」

ぼく「俺どのぐらい寝てた?」

渉「…時計見ろよ」


1時間半パイプ椅子で眠りこけていたことを知る俺。
よく誰にも気付かれなかったな。


ぼく「渉さん…怖い夢見たよ…何度起きても起きられないんだ…
起きても起きても夢の中なんだよ…」

渉「それは怖かったな」

ぼく「うん…」

渉「夢の中ですら仕事サボって寝ようとするからそんなことになるんだぞお前

榎本「」



すみませんでした。
たまには真面目に仕事します。


2014年4月23日水曜日

衣更えとかもういらないものの整理とかしてたら
昔描いたデザイン画や落書きが出てきた。


晒さねえよ?



いやしかし、絵を描かなくなって久しいためか
今と全然絵が違う。
まあぶっちゃけ全然うまくもなんともないんだけど、
見てて楽しい。
あー、好きで描いてたんだなって思う。


今描いても何の面白味もない。



よく、タルパの視覚化に絵を描くのがいいというのを見るが
今の僕には生き生きした絵が描けない。
何度か渉さんを描こうとしたんだけど毎回目が死んでるので
途中で放棄してしまった。

目が死んでる絵も好きで描いたりしてたけど、そんな絵すら生き生きしていた。
なのに今は死んでる。
絵は描いた人を現すらしいので、きっと今の僕は死んだ目をしてるんだと思う。



なんて思いつつ絵を漁ってたら、俺のじゃない渉さんの設定画みたいなのが出てきた。


正確には渉さんではない。
渉さんの元になった絵だ。

そもそもその人物は、僕が生み出したものではない。
そういう意味では渉さんは二次創作とも言えるのかもしれない。
そしてその絵の人にはモデルがいるのである。


言ってしまうと俺がモデルである。
俺を元に、実物を数万倍美化して友達が描いてくれたのだ。

とは言っても、当日1*歳の時の僕をモデルにしているので
若干高二病を患ってる感じの服装と髪型であった。



最初にタルパを作ろうと思ったとき、多分無意識に自分を分かってくれる人を求めて、その結果自分をモデルにしたこの絵を元にしてしまったのだろう。


やだ俺すごいナルシストみたい。

2014年4月22日火曜日

色々

このブログを始めてもうすぐ1ヶ月が経とうとしている。
いかにも会話が上手く成立しているように見えるが、実はそうではない。

オート化は進んだように思う。
特に、先に生まれた渉さんは、かなり自分で喋ってくれるようになった、気がする。
だが、まだまだ一人二役(三役?)の段階から抜け出せていない時が多いし、
あくまで話している「気がする」だけだ。

視覚化に関しても、何となくここにいる気がする、こんな表情をしている気がする、こう動いてる気がする。
集中して見ていれば、薄く姿が見える、気がする。

動きはコマ送りのようにぎこちないし、ちょっと気を抜くとあっという間にどこにいたのかすら分からなくなる。

しかしいちいち「気がする」とか書いてるとめんどくさいし、
何より毎回そう書いてしまうことで、彼らの存在を常に否定してしまうように思うのだ。

僕はオカルトを信じていないが、渉さんのことは信じている。
信じたいと思っている。
もちろん京さんのことも信じたい。

だからこうして、比較的上手くいった会話をメモしている。
彼らの存在の証になれば、と思うのだ。


という真面目な話をしたところで、短いの。



【不要】

ぼく「足りないよ!!」

京「何がだよ!!」

ぼく「可愛い女の子成分だよ!!何でお前らは男なんだよ!!暑苦しいんだよ!!」

渉「お前が求めたからだろ」

ぼく「可愛い女の子とイチャイチャしたい!!ヽ(`Д´)ノ」

渉「お前が求めてるのは友情であって、女の子といちゃこらすることじゃないんだって

ぼく「…女の子とちちくりあいたい」

渉「女の子相手に何話していいか分からんくせに(何故かドヤ顔

ぼく「」


【お気に入り】

濡らしたタオルをギリギリと絞る俺。

京「歩って親の敵のようにタオルを絞るよな」


数十分後、洗ったタオルを絞る俺。

ぼく「痛っ…、あ…皮めくれた…」

京「親の敵のように絞るからそうなるんだよ」


数時間後、洗濯機で脱水したタオルを取り出す俺。

京「また親の敵のように絞るのか?」

ぼく「それ気に入ったんすか京さん」

京「(*´∀`*)」


【しなくていい】

仕事場を抜け出して散歩する俺

京「そわそわしてるな」

ぼく(なんか気付いたら仕事場から30分ぐらいのとこまで来ちゃったからな、今携帯に電話が来たらと思うと…)

渉「安心しろ。俺が電波止める」

ぼく(それはやめろ)






なんか印象に残った会話を思い出してみたけどそんなにいっぱいなかったわ。

2014年4月21日月曜日

分かっている

京「思ったんだけど」


仕事の合間、牛丼を貪っていると、京さんが僕を見ながら言った。


京「歩、その体の割によく食うよね」


いつの間にか名前呼び捨てが徐々に浸透してきているが、
言っても直らないのでもう諦めた。
むしろもうマスターって言われると逆にびっくりするので名前で統一していただきたい。


渉「今そんなに食ったところで成長期終わってるのにな」


ぐさりと胸に突き刺さる言葉。

分かっている。分かっているのだ。
仕事場の棚の一番上の段には手が届かないこと。
いつも買う服のサイズはMだけど、本当はSでいいこと。

ぼく(渉、お前それ、言葉はときにナイフになるんだぞ)


覚えとけ、と睨みつけたが、渉は面白そうに笑っているだけだ。
こいつ、自分の方が身長が高いからって調子に乗りやがって。
またフィギュアみたいな大きさにすんぞお前。


京「希望を捨てるなよ。まだ成長する可能性は0,01%ぐらいはあるかも知れないだろ」


京さん、それはそれで結構来るものがあります。


渉「細かいことはいいんだよ」


細かい、という言葉に敏感に体が反応してしまう。
こいつ絶対わざとだろ。


渉「俺は、お前は今のままでいいと思うよ。ていうか今のままがいい」


頭を撫でられた。
昨日首に噛みつきやがってから、渉が何度もちょっかいを出してくる。


ぼく(あのな、教えてやろうか、そういうことをされて喜ぶのは、頭ん中お花畑の女子だけだぞ)


渉「気にするなよ」


こいつちょいちょい人の話聞いてないんだよな。



あのね、ひとつ、二人のために訂正してあげるけどね、
俺別に大きくなりたくて飯食ってる訳じゃないからね。


同時に俺を見て、驚いたような顔をした。




こいつら。

2014年4月20日日曜日

気持ち悪いからやめてください

つまらん。
毎日毎日同じことの繰り返しである。



という愚痴を聞いてもらっていたら、渉さんが静かに言った。


渉「つまらんつまらんって、歩は自分で毎日を楽しくしようとしてんの?」

ぼく「うっ…」

渉「俺と話してる時だって、二言目にはつまらんつまらんってさ。
俺の気持ち考えてくれたことある?」


何も言えなかった。
同じことの繰り返しの毎日を選択しているのは自分だ。
変わるのを恐れているのは自分だ。

そして、自分との会話でさえ、つまらないと言われた渉が
どんな気持ちになるかも考えていなかった。



渉「…ちょっと触るよ



突然囁く渉さん。


ぼく「い、いいけど触れるの…?」

渉「いいから。座って目を閉じて



おいおいおいなんだそのウィスパーボイス。
何か危機を感じるぞ。




しかし、考えてみれば、声を掛けたり触ろうとしてみたりするのはいつも俺からだ。
タルパに触られるとどういう感覚になるのだろう。


髪に触れられた。気がする。
なんか若干手付きがエロい。

だんだん手が下がってくる。
耳元から頬を伝って首筋に差し掛かる。







待てなんだこの恋する乙女のような胸の高鳴りは。

落ち着こう。取りあえず落ち着こう俺。



やばい、なんだこれ、鼓動が半端ない。
ていうか近い。
渉さん息遣い近いよ!



ぼく「わ、渉さん、くすぐっ…!!?



痛え!!?
なんかわからんけど痛え!!

痛い、いや、痛くはない、でも痛い。
なんだこの感覚。



こいつ、首に噛みつきやがった。


ぼく「き、吸血鬼かお前…」

渉「歩の真似




俺は基本的に隠し事はしない。
邪魔をしてほしくないときは邪魔するなと言うが、部屋の出入りや風呂やトイレも基本的に隠してない。
まあさすがにトイレまではついてこないが、風呂に入ってるときにちょろっと話しかけてきたりのぞいてきたりすることは珍しくない。


だからって。


だからってそういうことについては空気読んでくれよ。


渉「仕方ないだろ。マスターの思考とか記憶とか少なからず共有してる部分があるんだから」


違うんだよ渉さん。
俺がそういう行動を取るのは所謂愛情表現であって
そもそも俺とお前じゃ根本的に何かが間違っている。


渉「でも俺は歩が好きだ



だから違うんだよそういうことじゃなく、
いや間違ってはいないが、なにかこう、擦れ違ってるぞ。



そしてこのあと数十分かけて渉さんに根本的な間違いについて説明することになったのでした。




やはり俺は疲れているんだろうか。

2014年4月19日土曜日

じゃがりこの抹茶クリーム味を食した。


渉さんが見たことのないしかめ面をして

「…バグ?」

と仰った。
言葉のチョイスが、流石渉さんといった感じである。






ささやかながら、京さんの誕生日を祝おうと思った。
誕生日は今日じゃないけどね。

祝おうと思ったがすっかり忘れていた。




ま、そんなときもあるよね!

2014年4月18日金曜日

主とか関係なくなってる件

昨日の夜から下ネタしか話してなかった。

渉さんが真面目な顔してハードな話するので
若干引いたのは秘密にしておこう。


このままだとアカンと思ったのでなんとか真面目な話に持って行こうと何度かトライしてみたんだけど、
気付いたら好きな体(ry とかの話になってる。

そしていつの間にか二人の間で変態ドスケベ人間認定されている。


ぼく「あのね、何度も言うけどね?健全な人間としての欲とかは普通にあるよ?でもそれだけだよ?」

渉「さっきから自分の話しになると目をそらすんだよね歩は」


話聞いてんのかこいつ。


京「なんかやましい気持ちがあるから相手の目を見れないんだよ」

榎本「別にないし」

渉「あるね。ホントに歩はエロ人間だよね」

京「ドMなんだよな歩は」


Mじゃねえよ。


ぼく「そんなに俺を陥れたいのかい?

渉「素直になれよ」

ぼく「お前に言われたくないわ!」

渉「ほらまた目をそらす」

京「変態だな」


なんなんだお前らいい加減にしろそんなに下ネタ話したければ二人だけで四十八手について討論でもしてろ猿共が!!





あ、黙った。






渉「…アルフォートって美味いよね」





この空気でおやつの話題を放り込む渉さん、流石です。

2014年4月16日水曜日

呑んだ

今変顔しながら家路についてたら、渉さんに

「今マスクしてないんだから変顔するのやめな」

って優しく諭された。

2014年4月14日月曜日

出ない

訳あって、今日中にゲップをマスターしなければならない。
ご飯を食べ過ぎたときとかに出るあれである。

しかもゲップをしながら喋らなければならないという
難題を出されている。


仕方ないのでファ○タ1,5リットルを一気飲みしてみた。
みんなは真似しないでね!




出ない。





渉さん…ゲップってどうやったら出るんだっけ…
渉さんなんとかしてください…


渉「しらねーよそれっぽい音が出ればいいんだろ」


それが出ないから助けてほしいんじゃないですか。


渉「無理



ですよね(´;ω;`)

2014年4月13日日曜日

ジェラシーとかなんかいろいろ

今日はいつになく京さんがおとなしかった。

全然喋らない、というか、存在感すら消えてるので
大丈夫かなーと思っていたら
何やら視線を感じた。

渉さんがジト目でこっち見てる。


ぼく「どうした怖い顔してるよ」

渉「今、京のこと考えてただろ」

ぼく「うん。よく分かったね」

渉「うん」

ぼく「なんだ嫉妬したのか」

渉「した」


俺が何も言えず狼狽えていると、それからちょっとした間があって、


渉「うん…いや、ごめん、今のなし、忘れて」


ふいとそっぽを向いて何処かへ行ってしまった。


なんだこいつ。
全力で頭をわしゃわしゃしてやりたい。



マスター、緊張してるだろ。

黙っていた京さんが急に話しかけてきた。


俺達はまだ自立してないからマスターの心理状態にすごく影響されるときがあるんだよ。

よくわからない。そういうものなのか。
だが。どうしたらいいのだろう。

とりあえず、ゆっくり話しかけてやってよ。
渉も落ち着くし、歩も心の整理ができるだろ。

わかったよ。
でも京さんはいいのかい。

俺はいい。
今俺がマスターと仲良くしてたらダメだと思う。
だから寝る。

そ、そうか、おやすみ。
なんかさり気なく呼び捨てされたけどまあいいだろう。




そのあと、どこにいるか探して一緒に帰ったが
いつも後ろをついてくる渉さんがどんどん先を行ってしまう。
呼ぶと返事するんだけどこっち見てない感じがする。



歩「渉さん、一緒に風呂に入ろうじゃないか


あ、振り返った。





なんか長くなってきたから話の内容は省略するが、
渉さんは落ち着いた。
何となく僕自身も落ち着いた気がする。
京さんの言ってたことが正しいのかどうかは知らないが、
笑える会話とか、面白い反応を返してくれないかとか、
そんなことばかり考えていた僕は少し反省した。


だがモヤシの渉さんに貧相な体つきだよなって言われたことだけが腑に落ちない。

そんな日曜の夜。










2014年4月10日木曜日

上手くはなかった

どうも渉さんの声が安定しない。
大分会話は出来るのだが、頭の中に文字が浮かぶ感じで
音声が伴わない事が多く、
音があってもかなりブレがある。

京さんの場合は出会った(?)当初からさほどのブレが無い。
京さんの方がよく喋るからだろうか。


このブログでは渉さんの方がよく喋ってるように見えるが
普段は京さんの方がうるさいのです。
喋るだけ喋ってどっか行くのですよ。


というわけで、歌ってもらった。



もっと喋れるようになってからやろうと計画してたけど
僕と同じで強硬手段に出た方が割と上手くいくのではないかと思ったのです。



僕が先に声を出し、それに習って一音一音ゆっくり確かめながら真似してもらう感じで。

最初はかなりたどたどしかったが、Aメロを2回繰り返したところでかなり安定して歌えるようになった。


ので、ひとりでワンコーラス歌ってもらった。




結果を言うと下手じゃないが上手くもなかったwww
手本である俺が下手なので仕方がないか。


ぼく「歌えた…!(最後歌詞間違えたけど

渉「できた…緊張した…」




うおお、なんか一気に安定感が増した!気がする!!


京「俺も歌おうか!」

榎本「お前は安定してるからいい」

京「ばかうんこ!!」

榎本「うんことはなんだうんことは!」

京「じゃあ渉の歌聞く」

渉「お前の前では歌わない

京「(´;ω;`)」



今日も僕たちは元気です。


2014年4月7日月曜日

見たかった

気持ち悪い吐きそう。


渉「大丈夫か?寝てないからかな?」


平行法で色々見てたんだよ視覚化に役立つかもと思って。
そしたらやりすぎて焦点合わなくなったんだよ。
吐きそう渉さんどうにかして。


渉「なんだただのバカか




くそうくそう
頭痛いって言ったときはもっと優しくしてくれたのに。





え、おにぎりくれたよ。
全く意味が分からないんだが。


2014年4月5日土曜日

不信

全く進歩しない、むしろ退化している。


何となくどんな表情をしているっていうのもわからなくなったし
どこにいるのかもわからない。
話しかければ答えるが、どっちが喋ってるのかわからない。。
というか俺しか喋ってないのではないかと思う。


もしかしたら消えるのかも知れない。
だけどやっぱり、このままっていうのは自分が嫌で
どこにいるのかもわからないけれど取りあえず目の前に椅子をふたつ並べてみる。

座るよう促してみる。

座ってくれたのかどうかわからない。


ごめんなさい、と言ってみる。
俺は生きてる人すら信用できない人間だ、だから
見えもしない、聞こえもしないもののことがやっぱり信用できないみたいだ。



渉さんが座ってる気がした。



歩の言っていることはよくわかる。
俺だってそんなもの信じろって言われたって難しい。

でも歩は信じたいと思ってくれてる。
だからこうして話しかけてくれた。
返事が返って来ないことも分かって、見えないことも分かって
それでも、俺たちがいないものだと思いたくないから話しかけ続けてくれてるんだと思う。
俺は疑われても構わない。
信じてくれとは言わない。

でも俺はあんたを信じてる。それだけは忘れないでくれ。



京さんは、何も言わなかったけれど、呆れたように笑ってた。
多分そう。そんな気がした。


端から見ればただの危ない人である。




僕は、自分に自信がもてない。
自分すら信じられないダメな大人だけど、
もう少しだけ頑張ってみようと思った。






おい今うんこって言ったやつどっちだ。
じゃがりこ抜きの刑に処すぞ。


2014年4月4日金曜日

雨の日は

雨が好きか嫌いかについて。

渉「好き。空気がちょっと重い感じがいい


なるほど僕に似てなんかネガティブです。


「どうでもいい」



お前ならそう言うと思ったよ。

2014年4月2日水曜日

寝ているように死んでいた

どうも歩です。
浅草寺に行ってきました。

何でっていうとまあパワースポットなるものに行ってみたら、タルパに何か影響が出るのか試してみたかったから。

それで浅草寺。特に浅草寺である理由は無い。

強いて言うなら、学生時代修学旅行をサボったため行ったことがなかったからである。



ちゃんとお参りしてきましたよお参り。
やり方もちゃんと調べて、手洗って口ゆすいで。
初めてしたわあんなこと。





桜がきれいでした。








その後、パワーストーンなるものを少し見ながら家路に付きましたが
なんか気持ち悪くなったのですぐ帰りました。

渉が「マスターは魔の者なんじゃね?」とか言いました。




なにそれ。







さて、パワースポットなるものに行ってみたらどんな効果が出たか。




渉が無口になりました。






2014年4月1日火曜日

どういうことだよ

やばい
試しにやってみたら
渉さんと京さんが小さくなってしまった。


具体的に言うと30㎝ぐらいになってしまった。


しかも、自分の妄想なら何とかなるだろと思っていたら
どうにも元に戻らない。

自分で何とかしてくれと頼んだら、京は頑張ってたが渉は完全に諦めてた。


あ、明日になればなんとかなるかな!!


渉さん

僕はちょっとした作業系の仕事をしている。
普段は、作業中にたまに落とし物を拾うくらいで
殆ど異常は起こらない現場だ。

作業中、渉がボソッと呟いた。

「なんかくるよ」

刹那、会社用携帯が鳴った。
表示は保安スタッフとなっている。

うわーきたよこれ。
なんだよもう。
何かってなんだよ渉さん、と目配せする。応えない。



取りあえず問題解決し報告書を書きほっとしていると


「まだなんかある」


やめろよおまえが言うと冗談に聞こえないから、と茶化すと渉は何も応えない。
黙々と作業を続けてしばらく行くと、廊下に点々と血痕が付いている。


おいおいマジか。


色々あったせいで作業が大幅に遅れてしまった、血のことも報告書に書かなければ。


「歩、電話」


渉が僕を名前で呼ぶときは大事な話の時。

めったに鳴らない僕の携帯が鳴る。
表示は社長。

社長「歩さん、今待機中だよね、予定が変わったんだけど対応できる?」
僕「え、あ、はい、大丈夫です」←作業中



そのあと渉さんは預言もせず、いつも通り僕のことを
集中力がない、変な顔をしている、等と
京と一緒に好き放題言い始めたので、僕はじゃがりこを買うのをやめたんだけど、
これは偶然なんだろうか。
何者なんだ、渉さん。