渉「そもそもお前は、俺達のことを見えるようになりたいのか?」
寝不足に寝不足が重なり、思考回路がショート寸前な僕は
渉さんの言葉を辛うじて聞き取った。
ぼく「今すぐ会いたいよ」
渉「……本当にか?」
ぼく「…泣きたくなるような」
渉「………」
ぼく「ムーンライトだろそこは」
……………。
渉「月の光に導かれろよお前」
ぼく「何度も巡り会っちゃうだろ」
京「ミラクルロマンスだから仕方ない」
ぼく「あ、いたんだ」
京「いるわ!!」
まあそのくらい眠いのである。
ぼく「知ってる?俺、頑張るの超嫌いなの」
渉「知ってる」
ぼく「だから諦めてくれ。あの、出来る範囲でやるから」
渉はがっくりと肩を落として、力なく笑った。
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