諸々の事情により30分ほどしか睡眠をとっておらず、
仕事中に限界を迎えた。
ぼく「脚が痺れた…寒い…眠い…」
京「だ、大丈夫か?」
ぼく「大丈夫じゃない寒い」
パイプ椅子をふたつ並べる俺。
渉「本格的に寝る気か」
ぼく「そうだ。今日の俺は躊躇しない。もうそんなことしている余裕無い」
ハンガーに掛けてあるコートを勝手に羽織る俺。
マフラーをグルグル巻く俺。
パイプ椅子に横たわる俺。
迷わず一番寝心地のいい姿勢をとる俺。
渉「慣れてるな」
さすがの渉さんもあきれ気味である。
ぼく「渉さん、誰も来ないように見張っておいて」
渉「無茶言うな」
ぼく「ありがとうおやすみ」
渉「きけよ」
数分で意識がとぎれる俺。
暫くして飛び起きる俺。
渉「…おはよう」
ぼく「俺どのぐらい寝てた?」
渉「…時計見ろよ」
1時間半パイプ椅子で眠りこけていたことを知る俺。
よく誰にも気付かれなかったな。
ぼく「渉さん…怖い夢見たよ…何度起きても起きられないんだ…
起きても起きても夢の中なんだよ…」
渉「それは怖かったな」
ぼく「うん…」
渉「夢の中ですら仕事サボって寝ようとするからそんなことになるんだぞお前」
榎本「」
すみませんでした。
たまには真面目に仕事します。
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