夢を見た。
内容はまあよくある夢で突然場面転換したり追いかけられたり、
ああ夢だなって感じ。
はっきり言ってあまり覚えていないのだが、すごい嫌な気分で目覚めた。
右脚が痛い。
身体を起こす。
渉さんが膝の少し上辺りに頭を乗せて転がっている。
ぼく「…おい」
渉「ん…あ、ごめん寝てた」
………。
ぼく「何で俺がちゃんと見てない時に寝るの!!?」
渉「そこかよ!!何膝枕してんだよとか言うのかと思ったわ!!」
ぼく「それは別にいいよ!!」
渉「良かった!!」
あれ、そう言えば京さんが見えない。
見えないっていうか、感じ取れない。
まあ、よくあることだが…。
前日に続き、あまり寝てないせいか身体が怠い。
なんかフワフワする。
だが熱は無さそうだし動けるので仕事へ向かう。
途中、真っ赤なブラジャーとTバック姿のオッサンに遭遇したり
何故か雨の中で素振りをしている人のバットを辛うじて避けたりしながら出勤し
10時前に帰って寝て、起きたら元気になったので
14時頃から再び行動を開始した。
このあいだ買ったスニーカーを履いて、雨に濡れた階段を下りる。
残り8段くらいのところですっ転び、一番下まで滑り落ちた。
もうすぐ大事な試験なのに、『転ぶ』『滑る』『落ちる』の
三冠を達成するとか勘弁してほしい。
渉「大丈夫か歩!!?怪我してないか!!!?」
ぼく「…尻が割れた」
渉「よし大丈夫だな」
ぼく「せめて笑ってくれ」
ふざける俺の言葉を聞かず、渉は何かを見て怒ったような顔をした。
渉「歩、それ外せ」
渉が指したのは俺の手首のブレスレット。
この間フラフラ買い物に行ったときに色が気に入って買ったのだ。
渉があまりに真剣な声で言うので黙って外した。
渉「お前に合ってない」
ぼく「なにどういうこと」
渉「良くないことがあるかもってこと」
ぼく「…そういうことは買う前に言って下さいよ」
渉「買ったときは普通だったんだよ。だけど付けたらなんかおかしい」
渉は眉間に皺を寄せている。
渉「捨てろとは言わないから、しばらく部屋に置いておくだけにしろ」
ぼく「どのくらい?」
渉「…最低でも一週間。その後はポケットとかに入れて持ち歩いてもいいけど、腕にはめるのは様子見ながらだな」
ぼく「ブレスレットの意味なくね…?(´・ω・`)」
渉「いいから。お前の為だから」
俺そういうの疎くて全然分からないし
そもそもあまり信心深くもないので何がなにやらという感じだが
とりあえず渉さんの言うこと聞いておくことにしよう。
まだ京さんが見当たらない。
渉に聞いたら知らないって言われた。
怪我はたいしたことありませんでした。
左腕擦りむいたのと、しこたまぶつけた左ケツに痣が出来たくらいです(´;ω;`)
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